「家庭用の複合機って結局どれを買えばいいの?」
家電量販店やネットショップを見ると、1万円台から数万円までたくさんのプリンターが並んでいて迷ってしまいますよね。実は私自身、仕事や学校関係の印刷で複合機を使う機会が多く、これまで何台か買い替えてきました。
その中で痛感したのが、本体価格だけで選ぶと後悔することがあるということです。
購入するときは本体価格ばかり気になりますが、実際に使い始めるとお金がかかるのはインク代でした。
特に子どもがいる家庭では、学校から配布されるお便りや学習プリント、習い事の資料、自治会やPTA関係の書類など、思っている以上に印刷する機会があります。
さらに在宅ワークをしている家庭では仕事関係の資料も増えます。
最初は安いと思って買ったプリンターでも、数年後に振り返るとインク代の方が本体価格を大きく上回っていた、ということも珍しくありません。
最近はその問題を解決するために、インク代を大幅に抑えられる「エコタンク方式」の複合機も人気になっています。
一方で、そこまで大量印刷しない家庭なら、本体価格とのバランスを考えた方が良い場合もあります。
今回は本体価格だけではなく、インク代や使いやすさも含めて、本当にコスパが良いと感じる家庭用複合機をランキング形式で紹介します。
第1位 EPSON EW-M674FT
コスパ最強という視点で考えるなら、やはり一番おすすめしたいのがEPSONのEW-M674FTです。
この機種の最大の特徴はエコタンク方式を採用していることです。
一般的なプリンターは小さなインクカートリッジを交換しながら使いますが、この機種はボトル式のインクを補充して使います。
最初は少し面倒そうに感じるかもしれませんが、実際にはインク交換の頻度が大幅に減るため、むしろ楽だと感じる人も多いでしょう。
特に注目したいのは印刷コストです。
一般的なカートリッジ式プリンターでは、カラー印刷1枚あたり15円から25円程度かかることもあります。
しかしEW-M674FTなら、そのコストを大幅に抑えることができます。
学校のプリントや資料を頻繁に印刷する家庭では、この差が数年後に大きく効いてきます。本体価格だけを見ると3万円台なので少し高く感じるかもしれません。
しかし長く使うことを考えると、最終的な総額はむしろ安くなる可能性が高いです。
大量印刷をする家庭や、年賀状を毎年たくさん作る家庭には非常におすすめできる一台です。
第2位 Brother DCP-J928N
次におすすめしたいのがBrotherのDCP-J928Nです。
この機種の魅力は、価格と機能のバランスが非常に良いこと。
家庭用複合機として考えた時に、「ちょうどいい」が詰まったモデルです。
プリンターを購入する人の多くは、実は毎月何百枚も印刷するわけではありません。
必要な時に印刷できれば十分という家庭も多いはずです。
そんな家庭にとって、このモデルは非常に魅力的です。
Wi-Fi接続はもちろん、自動両面印刷やADF(自動原稿送り装置)も搭載されています。
仕事の資料をスキャンしたり、複数枚の書類をコピーしたりする場面でも便利です。
価格も比較的手頃で、初めて複合機を購入する人にもおすすめしやすいモデルです。
個人的には、「エコタンクまでは必要ないけれど、安すぎる機種は不安」という人にぴったりだと思います。
家庭用として考えると、最も失敗しにくい一台と言えるかもしれません。
第3位 Canon PIXUS TS8830
写真印刷を重視するなら、CanonのPIXUS TS8830がおすすめです。
Canonは昔から写真印刷の評価が高く、家庭用プリンターとして根強い人気があります。最近はスマホで撮影した写真をそのまま保存する人も増えていますが、やはりお気に入りの写真は印刷して残したいものです。
子どもの成長記録や旅行の思い出、アルバム作りなどを楽しみたい家庭には特に向いています。写真の色味や発色の自然さはCanonならではの魅力です。
もちろん文書印刷も十分こなせますが、この機種の本領はやはり写真印刷でしょう。
ただしインク代についてはエコタンク方式には及びません。
そのため大量印刷向きというよりは、印刷枚数はそれほど多くないけれど品質を重視したい人向けのモデルです。
なぜ最近はエコタンクが人気なのか
ここ数年でエコタンク方式の人気が一気に高まりました。
その理由は単純です。インク代が高すぎると感じる人が増えたからです。
プリンター本体は安く購入できても、インク交換のたびに数千円かかる。
それを繰り返しているうちに、「これならコンビニ印刷の方が安かったかもしれない」と思った経験がある人も少なくないでしょう。
実際、印刷枚数が多い家庭ほどエコタンクの恩恵は大きくなります。
特に学校関係の印刷が多い家庭や在宅ワーク中心の家庭では、本体価格の差を十分回収できる可能性があります。
今のプリンター選びは、「本体価格が安いかどうか」ではなく、「1枚あたりいくらで印刷できるか」を考える時代になっていると感じます。
我が家ならどれを選ぶ?
もし私が今、複合機を買い替えるなら、おそらくEPSONのEW-M674FTを選びます。
理由は単純で、長く使った時のコストが圧倒的に安いからです。特に子どもがいる家庭では、思った以上に印刷する機会があります。
本体価格だけを見るとBrotherも非常に魅力的ですが、長期的な維持費まで考えるとエコタンクの強さは無視できません。一方で写真をたくさん印刷するならCanonも魅力的です。
結局のところ、「何を印刷することが多いのか」が選ぶポイントになるでしょう。
まとめ
2026年現在、コスパ重視で家庭用複合機を選ぶなら、
第1位はEPSON EW-M674FT。
第2位はBrother DCP-J928N。
第3位はCanon PIXUS TS8830。
という結果になりました。
大量印刷ならEPSON。
バランス重視ならBrother。
写真重視ならCanon。
どの機種も優秀ですが、購入後の満足度を左右するのは本体価格よりもインク代です。
これから複合機を購入するなら、ぜひ「本体価格」だけではなく「維持費」まで含めて比較してみてください。数年後の出費が大きく変わるかもしれません。

