【保存版】神在月の出雲でしか体験できない“特別なご縁”TOP3

出雲の稲佐の浜の弁天島

神在月とは、全国の神様が出雲に集まる、年に一度の特別な月。ずっと行きたいと思っていたこの時期に、ついに女子4人で出雲へ旅してきました。

神在月の出雲は、想像以上に静かで落ち着いた空気。神様が集まるというだけでなく、訪れる人それぞれに “ご縁を感じる時間” をそっとくれるような場所でした。

旅の道中は、長距離ドライブや知らない土地の夜道にちょっとドキドキしたり、車内で女子トークに花を咲かせて笑ったり、温泉でほっとしたり。そんな何気ない時間も含めて、やっぱり女子旅ならではの楽しさがいっぱいです。

この記事では、実際に巡って心に残った、神在月にしか出会えない “特別なご縁” スポットをTOP3形式で紹介します。

神話や歴史の知識だけでなく、私たちが旅の中で感じたリアルな体験も交えてお届けするので、ぜひ最後まで楽しんでください。

目次

神在月ってどんな月?

神在月の出雲大社。いつもより静かで、どこか張りつめた空気を感じました。

※写真は筆者が撮影したものです

神在月(かみありづき)とは、旧暦10月に全国の神様が出雲に集まる特別な月のこと。普段は静かな神社の境内も、この時期だけは神様が集まる「ご縁の季節」として、特別な空気に包まれます。

出雲大社では神在祭が行われ、全国の神様を迎える準備や神事が行われます。さらに、普段は閉まっている十九社や、縁結びで知られる神在社など、神在月だけ訪れることのできる場所もあります。

一年に一度しかないこの期間、訪れるだけで “特別なご縁” を感じられるのが神在月の魅力です。女子旅なら、神話や歴史を学びながら、ゆっくり神社巡りや写真撮影を楽しむのもおすすめです。

Amio

2025年の神在月は、11月20日(木)〜12月19日(金)。この期間に全国の神様が出雲に集まるといわれています。

神在月にしか出会えない“特別なご縁”ランキングTOP3

さて、ここからはいよいよ、神在月の出雲で実際に巡って感じた、“特別なご縁”スポットTOP3をご紹介します。どの場所も、普段はなかなか味わえない静けさや神秘的な空気に包まれていて、女子旅ならではの発見やワクワク感もいっぱいでした。

神話や歴史を知って訪れると、より深く楽しめる場所もあれば、ただ歩くだけでも心に残る場所もあります。順位ごとに、訪れた雰囲気や感じたこともあわせて紹介します。

第3位|幸縁結ぶ「神在社」巡拝

神在社に掛かる大しめ縄。ご縁を結ぶ場所らしい、静かで力強い存在感。

※写真は筆者が撮影したものです

神在月の出雲でぜひ体験したいのが、幸縁を結ぶ「神在社」巡拝です。出雲大社をはじめ、日御碕神社・朝山神社・万九千神社・熊野大社などでは、旧暦10月(2025年は11月20日〜12月19日)限定で、神在月スタンプラリーが開催されます。

巡拝帳は無料で配布され、各神社ごとに異なるスタンプを押すことができます。私たちは初日に出雲大社だけ訪れたので、結局スタンプはそこだけしか集められませんでした(笑)。でも、それでも十分に、神在月ならではの特別な雰囲気を味わうことができました。

本来のスタンプラリーの楽しみ方は、複数の神在社を巡りながら、八百万の神々が集うこの期間ならではのご縁を感じること。

普段は静かな神社も、神在月になると全国の神様が集まる出雲大社のご縁を受ける場所として、特別な空気に包まれる。そんな神在月ならではの体験を、ぜひ味わってみてください。

Amio

初日は出雲大社→日御碕神社→朝山神社の予定が、出雲大社が濃すぎて…まさかの1社で終了(笑)

第2位|十九社(神在月の間だけ開く社)

神在月の間だけ扉が開く十九社。全国の神様が滞在するといわれる、特別な場所。

※写真は筆者が撮影したものです

神在月に出雲を訪れたら、ぜひ立ち寄ってほしいのが十九社。出雲大社の境内で、ガイドブックに「神在月の間だけ開く」と書かれているのを見て、これは見ておきたいなと思っていました。

出雲大社の本殿の両脇に、ずらっと並ぶ小さなお社。普段は閉じられているこの場所が、神在月の間だけ、全国の神様たちの“お宿”として開かれます

十九社には東と西がありますが、神在月になると扉が開き、神様が滞在される特別な場所に。私たちが訪れたときも、派手な案内や賑やかさはなく、それなのに、どこか空気がピンと張りつめているような感覚がありました。

「ここに神様たちが泊まってると思うと、すごいよね」そんな話をしながら、自然と声も小さくなってしまって。

ちなみに、神在祭の中で「神議り」が行われるといわれている上宮(かみのみや)は、稲佐の浜と出雲大社の間にある摂社です。今回は時間の関係で参拝できませんでしたが、後から調べて「そこも行きたかった…!」と、ちょっと心残りになった場所のひとつ。

それでも、十九社を実際に目にして、神様たちが滞在するといわれる場所の空気を感じられたことで、「神在月の出雲に来たんだ」という実感は、しっかり残りました。派手な観光スポットではないけれど、神在月という特別な時間を、ぐっと身近に感じられた場所。だからこそ、第2位に選びました。

第1位|神在祭(神様が集まる瞬間)

神在祭の始まりの地、稲佐の浜。全国の神様が集まるといわれる、神話の舞台。

※写真は筆者が撮影したものです

神在月の出雲といえば、やっぱり神在祭。このために出雲に来た、という人も多いんじゃないかなと思います。

旧暦10月11日から17日までの7日間、全国の神様が出雲に集まって、人のご縁やこれからの運命について「神議り(かむはかり)」が行われるといわれています。恋愛や結婚のご縁も、このときに話し合われるんだとか。

神議りが行われるのは、稲佐の浜の近くにある出雲大社の摂社「上宮(かみのみや)」。そして、神様たちの“お宿”になるのが、出雲大社の本殿の両脇に並ぶ「十九社(じゅうくしゃ)」です。

正直、私たちが見られるのはお祭りそのものではありません。でも、神在月のこの時期に出雲大社の境内を歩いていると、いつもより空気が静かで、どこか張りつめているような、不思議な感覚がありました。

実は私たちも、八百万の神様と同じように、稲佐の浜から出雲大社まで歩いて参拝しました。その道のりを歩きながら、「今この場所に、全国の神様が集まってるんだよね…」と話していて。ただ歩いているだけなのに、神在月に来た意味を、自然と感じられた気がします。

出雲でしか味わえない、そして神在月だからこそ感じられる特別な時間。今回の旅で、迷わず第1位に選びました。

神在月に行われる神在祭の主な行事

神在月の出雲では、全国から集まった神様たちを迎え、送り出すための神事が、月の流れに沿って行われます。どれも「この時期だけ」の特別な行事です。

  • 神迎神事(かみむかえしんじ)

    (2025年は 11/29)

    神在月のはじまりに行われるのが、稲佐の浜での神迎神事。全国の神様がこの浜に降り立ち、出雲の地へ迎え入れられると伝えられています。夕暮れの海と神事の雰囲気が重なり、これから始まる神在月を実感する瞬間です。
  • 神在祭(神議りの期間)

    (2025年は 11/30~12/6)

    神様たちが出雲に滞在する間、縁結びをはじめ、来年のこと、人の運命に関わるさまざまな事柄が話し合われるといわれています。この「神議り(かみはかり)」が行われるのが、出雲大社の摂社・上宮。人知れず進む神様の会議が、この地で行われていると思うと、境内を歩くだけでも背筋が少し伸びるような気がします。
  • 神等去出祭(からさでさい)

    (2025年は 12/6)

    神在月の終わりには、集まった神様たちを送り出す神等去出祭が行われます。にぎわっていた出雲が、少しずつ日常に戻っていくような、どこか名残惜しい神事です。


神在祭は、どれか一つの行事を見るというよりも、「神様が集まり、話し合い、そして帰っていく」そんな一連の流れを知ることで、出雲の神在月がより深く感じられる行事だと思いました。

神在月の出雲旅を終えて思ったこと

神話の世界に少しだけ近づけた、そんな気がした出雲の旅。

※写真は筆者が撮影したものです

神在月の出雲は、想像していた以上に静かで、でもどこか特別な空気が流れていました。人は多いのに、不思議と気持ちは落ち着いていて、「ああ、今この時期に来られてよかったな」と何度も思いました。

神在祭や十九社、神在社巡拝など、神在月にしか触れられないものがたくさんあって、それぞれが派手ではないけれど、じんわり心に残る体験ばかり。すべてを巡りきれたわけではないし、行けなかった場所もたくさんあります。

でもそれも含めて、「また来たい」と思わせてくれるのが、神在月の出雲なのかもしれません。次に訪れるときは、今回とは違うご縁に出会える気がして。そんな余韻を残してくれる、忘れられない旅になりました。

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